「干しシイタケの賞味期限は?」
「干しシイタケを長持ちさせるための保存方法は?」
「賞味期限が切れた干しシイタケは食べられる?」

干しシイタケの保存方法や賞味期限について、このような疑問をお持ちの方も少なくないでしょう。
干しシイタケを美味しく食べるためには、賞味期限や保存方法を正しく理解し、適切な使い方を心がける必要があります。

本記事では、干しシイタケの賞味期限や長持ちさせるための保存方法、そして、賞味期限が切れてしまった干しシイタケの取り扱い方法などについて紹介します。

干しシイタケの賞味期限

干しシイタケ生産量日本一を誇る大分県産のシイタケの賞味期限の多くが、製造年月日の約1年後に設定されています。

商品や生産地によって賞味期限は異なりますが、多くの商品の賞味期限が約1年ほどです。
商品に記載されている賞味期限は開封前のものなので、開封後は賞味期限よりも短い期間の保存可能期間になります。

こちらの別記事では、干しシイタケの作り方について詳しく解説しています。干しシイタケに含まれる栄養素や旨味を最大限に引き出す為には正しく作ることが重要です。ぜひ合わせてご覧ください。

干しシイタケの作り方について解説

干しシイタケの状態における保存方法

開封した干しシイタケは袋を密閉して、直接日光が当たらず風通しのよい冷暗所で保管すると長持ちします。
袋に入れたままでも問題ありませんが、保存瓶に入れ替えることも長持ちさせるのに効果的です。

いずれの保存方法においても、干しシイタケにとって湿気の多い環境はカビの原因に繋がる恐れもあるため、空気をしっかり遮断した環境で保管することが望ましいです。

干しシイタケは時間の経過とともに風味や味が落ちるため、開封後は速やかに食べきってしまうことが重要なポイントです。

空気を遮断し乾燥した環境での保存を心がければ、半年から1年ほどの保存も可能です。
開封後水戻しを行ったシイタケは長持ちしないため、使わない分はすぐに冷蔵庫に入れて保存しましょう。

また、シイタケを水に浸けたまま2、3日放置すると戻しすぎで風味が抜けてしまう恐れがあるため、水に浸けておく期間は長くても1日ほどにとどめておきましょう。
水で戻して1日経ってもシイタケを使用しない場合はシイタケと戻し汁を別々の容器に入れ、それぞれ冷蔵庫で保管しましょう。

戻した干しシイタケは何日くらい日持ちする?


戻したシイタケは冷凍保存することで1か月ほどもちます
戻したシイタケはなるべく早く料理に使用したほうが風味も味も劣らないため、水戻しを行ったあとは速やかに料理に使うのがおすすめです。

しかし、水戻しを行ったあとやむをえず使わなくなったシイタケは、冷凍保存することで風味も味もそのまま保存できます
冷凍する場合は調理に使いやすい大きさに小分けにしたあと、ラップで包んだ上から保存袋を被せ冷凍します。

冷凍したシイタケはその後調理に使う際に解凍する必要がないため、あらかじめ食べやすい大きさにカットしておくと使いやすく便利です。

生のシイタケであれば冷凍することで細胞が壊れ旨味成分が出やすくなり、冷凍前よりも旨味を感じやすく風味豊かな味を楽しめます。

賞味期限が切れた干しシイタケでもたべられる?

干しシイタケは保存機能に優れているため、実際には賞味期限が切れた干しシイタケでも美味しく食べられることが多いです。

賞味期限が切れた干しシイタケを食べる際には「カビが生えていないか」「虫やフンが付着していないか」「変色していないか」といった点に気をつける必要があります。

とくに笠の裏部分が茶色く変色している場合、香りや風味が劣化している可能性があり、食べるのに問題はありませんが、使うかどうかは自己判断で使用しなければなりません。

また、水戻ししたあと時間が経過したシイタケが食べられるかどうかを判断する際には、異様な粘りや異臭がないか、見た目やニオイに変化がないか十分に注意を払いましょう。

干しシイタケの賞味期限は約1年

本記事では、干しシイタケの賞味期限や、賞味期限を過ぎたあとの干しシイタケの取り扱い方について紹介しました。

商品に表記されている賞味期限は開封前のものであるため、干しシイタケは開封後速やかに使い切ってしまうように意識しましょう。

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