「干し椎茸の使い方は?」
「干し椎茸の戻し方は?」
「干し椎茸を軸までふんだんに使った料理が知りたい!」
干し椎茸と生椎茸では、保存方法や含まれている栄養素が異なります。
とくに干し椎茸は、ビタミンDなどの優れた栄養価が特徴です。
本記事では、干し椎茸の3つの戻し方や、干し椎茸の有意義な使い方などを紹介します。
最後には、高品質の国産椎茸も紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

干し椎茸と生の椎茸の違い

干し椎茸は生の椎茸を乾燥させたもので、栄養素が濃縮されている点が特徴です。
また、風味やうま味が増し、使用期限が長いため、多くの家庭で使われています。
生の椎茸は生鮮食品ですから、保存は必ず冷蔵庫で。できるだけ早く調理することをおすすめします。バターで炒めたり、塩焼きするとおいしいですね。

美味しくなる干し椎茸の戻し方(フルタヤ椎茸推奨)

干し椎茸と生の椎茸の違いがわかったところで、ここからは干し椎茸の戻し方をフルタヤ椎茸が推奨する戻し方についてご紹介いたします。

水戻し(冷水)

水戻しは、水に干し椎茸を漬け置くことで椎茸を戻します。

レンジでチンしたり、お湯で戻すとすぐにやわらかくなるのですが、本当のうま味を堪能したいのであれば、決しておすすめいたしません。

フルタヤ椎茸では、「24時間冷水で水戻しすること」を推奨しております。ボウルなどに水と干し椎茸を入れ、そのまま冷蔵庫に入れてください。

この「冷水で水戻し24時間」を実践することで、うまみ成分となるグアニル酸がぐんと上がります。

干し椎茸の戻し汁は「出汁」として使える

干し椎茸を戻す際に出た戻し汁には、椎茸と同じく風味やうま味がたっぷり含まれています。
そのため、戻し汁を使うことで椎茸本来の香りや味わいを料理に加えることができます。
とくに、汁物や煮物、スープなど、出汁をふんだんに使用する料理においては、干し椎茸の戻し汁が優れた出汁として活躍しています。

こちらの別記事では干し椎茸の戻し汁について詳しく解説しております。

戻し汁に含まれる栄養素や上手な戻し汁の取り方などを

わかりやすく解説しておりますので、合わせて参考にしてみてください。

干し椎茸の戻し汁の栄養と旨味について解説

干し椎茸のさまざまな使い方

ここまで、干し椎茸の戻し汁の使い方を解説してきましたが、戻し汁の使い方はほかにもあります。
戻し汁以外も含めた干し椎茸のさまざまな使い方について、以下の3つを紹介していきます。

  • ・干し椎茸を使った料理
  • ・軸を使った料理
  • ・戻し汁を使った料理

それぞれ解説していきます。

干し椎茸を使った料理

干し椎茸は、和食から洋食まで幅広い料理に利用される食材です。
和食では、お吸い物や煮物、おにぎりの具材としてよく使われます。
また、洋食では、パスタやリゾットの具材としても活用されます。
干し椎茸には独特の風味やうま味、栄養素が豊富に含まれており、加えた料理をより美味しくしてくれるでしょう。
ただし、干し椎茸は戻すと水分を含むため、水分量に注意が必要です。
また、戻し汁も有効活用することで、椎茸の風味やうま味を引き立て、料理をより美味しくすることができます。

軸を使った料理

干し椎茸の軸は、柔らかく甘味のある部位で、調味料としても使われます。
具体的には、軸の先端を切って細かく刻んだものを肉料理や炒め物に加えると、深いコクとうま味を加えることができます。
また、軸の部分を使った椎茸の佃煮や漬物など、保存食としても利用されています。
干し椎茸の軸は、捨てるのではなく上手に使うことで、食物ロスを減らすこともできます。

戻し汁を使った料理

干し椎茸の戻し汁は鰹節や昆布よりもコクや深みがあるため、和食の煮物や汁物に欠かせない出汁として利用されます。
また、スープやカレーなどの洋風の料理でも使われることがあり、独特の椎茸の風味が料理に深みを与えます。
戻し汁は干し椎茸を戻すだけで簡単に作ることができるため、節約や栄養価のアップを意識する場合にもおすすめの食材です。

干し椎茸の使い方は多種多様

干し椎茸は保存や持続供給が容易で、うま味成分も多く含まれています。
そのため、干し椎茸はさまざまな料理に利用されています。
幅広い料理に活用し、栄養豊富な食事を楽しんでください。

フルタヤ椎茸では、創業明治30年という長い歴史のなかで培った高い品質・信頼感をもつ椎茸を販売しています。
国産の原木椎茸を使用しており、味の深さや香ばしい香りを誇る椎茸は絶品です。
保存しやすい干し椎茸のラインナップが豊富で、ギフト用の干し椎茸も取り扱っています。
気軽に美味しく干し椎茸を味わいたい方は、ぜひ一度フルタヤ椎茸をご堪能ください。