古くから日本の食文化を支えてきた3つのうま味成分があります。
それは、かつお節(イノシン酸)、昆布(グルタミン酸)、しいたけ(グアニル酸)です。
これらは「日本の三大ダシ」とも呼ばれ、いっしょに使うと相乗効果でさらにうま味が増します。
今では調味料のほとんどが、この3種を材料成分として利用しているほどです。
よく「うちは天然調味料しか使いません」というこだわりのお店がありますが、
ここでいう天然調味料が「かつお節・昆布・しいたけ」ということです。
また、かつお節、昆布が海の幸の代表であるのに対し、
しいたけは山の幸の代表ともいえるでしょう。